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プロテインとアミノ酸の違い

たんぱく質とは、20種類からなるアミノ酸で構成されています。たんぱく質だけを純粋に抽出したもので、これらが体内で20種類のアミノ酸に分解されて、さまざまな部位で大きな働きをしてくれているというわけです。そこで、ここではプロテインとアミノ酸の関係をご紹介いたいと思います。まず、プロテインは原料となる牛乳や大豆などから脂肪や糖分を取り除いたものになります。ひと言で言いますと、プロテインとはたんぱく質のことなのです。現在プロテインは筋肉増強やダイエット、ウェイトダウンなど多くの目的によって、その種類を取り揃えています。

「プロテインダイエット」として色々な製品も大手メーカーから発売されていますし、その味もとても美味しくて、価格もお手ごろになっています。では、プロテインとアミノ酸が決定的に違うところと言うと、一体何だと思いますか?その答えは吸収速度です。また、デメリットとしては、アミノ酸はプロテインに比べると価格が高いということになります。これは、製造過程に手間がかかるために、どうしても避けられない実情があるようです。またアミノ酸は、一度に10g以上摂取しますとお腹がゆるくなることもあるようですね。どうしてこのような現象が起きてしまうのか?

と言いますと、これは浸透圧性の下痢と呼ばれていてアミノ酸の分子がとても小さいことから起こるものだそうです。また、プロテインの吸収性ですが、これはもちろん個人差はありますが、プロテインが体内に消化・吸収されて筋肉に届くまで約2時間を要するそうです。それに対してアミノ酸の場合では、約30分となっていて、かなり早く吸収できてしまいます。

アミノ酸のメリットとしては、胃にかかる負担も少ないということです。ですから、トレーニング前後や就寝前など速やかに摂取したい場合に適しています。プロテインとアミノ酸はそれぞれメリットデメリットはありますが、普段に定期的に摂取するようしたい時には、プロテインを、そして、少しでもすばやく疲労回復したい時や、トレーニングや試合前などにはアミノ酸を摂取するといったように、その時々でバランスよく取り入れていってみてはいかがでしょうか。上手く使い分けて摂取してくださいね。

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最終更新日:2010/02/04